今回は和歌山県の白浜町にある「南紀白浜マリオットホテル」をご紹介します。
南紀白浜マリオットホテルは新良浜(しららはま)を見下ろす高台に位置しており、海岸まで徒歩でも行ける距離にあります。ホテルの最上階には温泉施設もあり、夏の海水浴だけでなく、冬の温泉旅行としても楽しめます。
本記事ではホテルの部屋、朝食、ラウンジの内容を中心に紹介します。
宿泊情報
ホテル名 | 南紀白浜マリオットホテル |
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部屋タイプ | ビューバスルーム |
宿泊時期 | 2024年1月 |
アクセス
住所 | 和歌山県白浜町2428 |
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交通アクセス | JR白浜駅から車で約10分 南紀白浜空港から車で約6分 アドベンチャーワールドから車で約10分 |
南紀白浜マリオットホテルを写真で紹介
『南紀白浜マリオットホテル』の部屋を写真付きで紹介します。
エントランス
北側の道路からスロープを上がって敷地内に入ります。
駐車場は無料でした。
エントランス前に車寄せがあり、荷物を先に預かってくれます。
駐車場は空いているところに自由に停められました。
ロビーの入口。
木製のクラシカルな門構え。
客室(ビューバスルーム)
今回は『ビューバス付き・ツインルーム』の客室です。
窓側が温泉になっており、部屋から直接浴室へ行く斬新なスタイル(笑)
カーテンを閉めることで遮ることができます。
室内は湿気が少し高めで温泉の香りがします。
この辺はちょっと好みが分かれるかもしれません。
客室内の温泉は常に利用できます。
ただし、洗い場にシャワー等はないので、後ほど紹介するパウダールームの浴室を使う必要があります。
窓からは白良浜を一望できます。
客室内のお風呂は温泉です。
パウダールームに通常のバスルームもあります。
客室(ベッド)
ベッドはシングルのツイン。
中央のテーブルには時計や室内電話。
壁の両サイドにはコンセント端子があります。
客室(リビング)
広めのソファとテーブルがあります。
壁には大型の液晶テレビが備え付けられています。
客室(ミニバー)
ミニバーと荷物置き。
ミネラルウォーター2本とお菓子が用意されています。
戸棚の中は冷蔵庫。
ドリンク等はありません。
ティーセットでコーヒー、緑茶、ほうじ茶、紅茶などがあります。
こちらは無料です。
荷台下の引き出しには浴衣セットがあります。
こちらを着用したまま最上階の温泉に行くことができます。
ただし1階ロビーや3階レストランへは行けないとのこと。
バスローブもあります。
客室(クローゼット)
入口横の壁はクローゼットになっています。
貴重品を預ける金庫などがあります。
アイロンやアイロン台、スリッパなどもあります。
客室(パウダールーム)
こちらはパウダールーム、トイレ、バスルームです。
洗面台まわり。
鏡、ハンドタオル、石鹸、ボディーローションなどが用意されています。
歯ブラシ等のアメニティは1階エレベーター横に置いてあり、必要な分を取る形式になっています。
下にはバスタオルと体重計。
最上階の温泉にはバスタオル等がないので部屋から持っていく必要があります。
※簡易タオルは置いてありました。
客室のドライヤーはPanasonic製。
トイレは個室になっています。
こちらは客室のバスルーム。
窓側の温泉は浸かるだけなので、洗髪等をしたい場合はこちらを使用します。
急に生活感を感じます(笑)
シャンプー、コンディショナー、ボディソープが用意されています。
「ビューバスルーム」は窓際の一面が浴室という斬新な部屋です。扉を閉めておけば普通に過ごす分には問題ありませんが、一般的な部屋より湿度が高く感じるのと温泉の香りがするので好みは分かれそうです。
お部屋で入浴したい場合は良いですが、最上階に大浴場もありますし、シャワーなどの洗い場と温泉の場所が完全に分かれていて使い勝手が良いとはいえないので、どうしてもお部屋で入浴したい場合を除けば積極的に選ぶ必要はないかなという印象です。
お部屋自体は2017年に改装されており、トイレやバスルームなど水回りの設備は少し年季を感じますが、全体的にモダンで清潔感があり快適で過ごしやすいと思います。
和室の部屋もあり1部屋に5人まで泊まれるそうなので、家族連れの方はそちらを選ぶのもありだと思います。
温泉
ホテルの最上階には温泉の大浴場があります。
内風呂と外風呂があり、一面の窓からは白良浜や町並みを一望できます。
男性風呂と女性風呂の入口が左右に分かれており、真ん中にラウンジスペースがあります。
夜は何も見えないのですが、朝や日中の時間であれば浴室内やラウンジスペースの窓に青空が広がり開放感のある空間となっています。
ラウンジ
ロビーがある1階にはラウンジスペースがあり、ラウンジアクセス付きプランやMarriottBonvoyのエリート会員の方は営業時間内であればいつでも利用できます。利用する際はこちらのラウンジパスが必要とのこと。
時間帯によって提供されるドリンクやフードの内容が異なり、アルコールの提供は17時から20時までです。
ホテルの入口正面のガーデン前にソファやテーブル等を並べてラウンジスペースにしています。
天井高の窓からは外の庭やチャペルが見渡せる開放的な雰囲気。
コンセント付きのテーブルもあり、コワーキングスペースとしても活用できる。
ノンアルコールのドリンクやコーヒーは営業時間中(11時から22時まで)ずっと提供されている。
こちらはコーヒーなど。
スナック類もあります。
冷蔵庫にはソフトドリンクやビールなどのアルコール類が入っており、無料で自由に取ることができる。
※アルコール類は17時〜20時のディナータイムのみ。
こちらもディナータイムのみ提供のアルコール類。
11時のランチタイムからディナータイムが終わる20時まではフルーツも提供される。
ケーキ類は14時から20時まで。
ここからはディナータイムのみ提供されるフード類を紹介。
和歌山ということでラーメンやうどん等の麺類が頂けます。
こちらはホットミール。
割と色々あります。
お酒のあて。
パンやデニッシュ、チーズなど。
ラウンジのディナータイムの食事はお酒のあてが中心ですがそこそこボリュームがあります。夕食前に軽く食べる場合や、夜は軽く済ませたい場合は充分な量だと思います。
コーヒーやソフトドリンク、スナック等は営業時間中(11時から22時)もずっと提供されるので、日中の時間であれば作業スペースとして使うのも良さそうです。
朝食
朝食は3階のレストラン「Grill & Dining G」にてビュッフェ朝食です。
洋食のホットミール。
ハムやスモークサーモンなど。
コールドサラダなど。
和食コーナーでは、白米やお粥等もあります。
「釜揚げしらす」が名物らしいです。
ご飯に乗せてしらす丼にすることができます。
「あじの開き」はかなり美味しかったです。
うどんやフォーなど。
スコーンやドーナツなど。
クロワッサンやデニッシュなど。
こちらはシリアル。
フルーツやヨーグルト等。
スムージ等。
テーブルに卵料理のオーダー用紙があり、希望するトッピングやソースにチェックを入れてエッグステーションに持っていくとテーブルまで持ってきてくれます。
近隣情報
南紀白浜マリオットホテルの近くには観光スポットがいくつかあるので、徒歩または車で数分でいける場所をいくつか紹介します。
白良浜
ホテルを出て坂を下って行くと、関西を代表する海水浴場の1つ「白良浜」に行けます。
「白浜」の名前の由来であり、長さ640mの白砂の海岸は天気が良い日だと眩しいくらいです。夏は海水浴場になっており、周辺には足湯ができる場所などもあります。
天気が良いと青くて綺麗な海を見られます。
千畳敷
ホテルから車で約5分、徒歩で約30分くらいの場所にある「千畳敷」
砂岩が波によって侵食されてできた岩畳が海に向かって広がっている。
足場は緩やかですがスニーカー等を履いていくことをおすすめします。
奥の先端部分まで行くことができますが、足場には注意してください。
広大な水平線を眺めることができます。
海は西側なので、天気が良い日の夕暮れ時に来ると非常に美しい落日が見れるそうです。
三段壁
千畳敷からさらに南に下った場所には「三段壁」と呼ばれる岩畳が見れます。
高さ50mの大岩壁が南北に2kmにわたって続いており、迫力ある景色が楽しめる。有料ですがエレベーターで崖下に降りて、荒波を間近で見れる「三段壁洞窟」に行くこともできます。
岩畳の先端付近まで歩いて行くことも可能です。
ただし、千畳敷に比べると足場が悪いので、危ないと思ったら無理をせず引き返してください。
まとめ
南紀白浜マリオットホテルは白良浜の高台に位置し、夏は海水浴場、冬は温泉旅行としても楽しめるホテルです。
白良浜まで徒歩でも行ける距離ですし、車を使用すれば駅や空港からの距離も近いので、白浜まで着いてしまえばアクセスも良い方だと思います。
千畳敷や三段壁などの観光スポットやアドベンチャーワールドも近いので、観光や行楽の拠点としてもおすすめです。車で少し走った先には「とれとれ市場」などの海鮮マーケットもあります。
客室は2017年に改装されており、モダンで快適に過ごすことができます。最上階には白良浜の景色を一望できる大浴場があるので、海水浴や観光で疲れた身体を癒せます。スタッフの方もフレンドリーで、肩肘張らずにリラックスして過ごすことができます。
空港からのアクセスも良いので、白浜で休暇を過ごす際の滞在先としておすすめです。