ANA VISAワイドゴールドは、ANAと三井住友カードが提携して発行しているクレジットカードで、ANAをメインに利用かつANAマイルを貯めたいと考えている方に人気のクレジットカードです。この記事ではこれからANA VISAワイドゴールドの入会を検討している方向けに、どのような特典・メリットがあるのかを解説します。
基本情報
年会費
項目 | 基本年会費 | SFC年会費 |
---|---|---|
基本カード年会費 | 15,400円 | 16,500円 |
家族カード年会費 | 4,400円 | 8,250円 |
マイル還元率
項目 | 獲得ポイント | マイル還元率 |
---|---|---|
ショッピング | 200円 = 1Vポイント = 2マイル | 1% |
ANA航空券の購入 | 100円 = 0.5Vポイント相当(=1マイル相当) + 2マイル = 2マイル | 2% |
ショッピング等の利用で200円につき三井住友カードのVポイントが1ポイント貯まり、その1ポイントを2マイルと交換できるので、マイル還元率1%になります。またANA航空券の購入時は、カードマイルプラスの特典により100円につき1マイルが別途付与され100円につき2マイル相当が貯まるので、マイル還元率2%になります。
マイルを貯める
ANAグループ便の搭乗で25%ボーナスマイル
ANAグループ便に搭乗した際にフライトマイルの25%分のボーナスマイルが加算されます。
フライトマイルとは、主に有料の航空券で搭乗した際に貯まるマイルです。
出発地と到着地の区間ごとに定められた区間基本マイレージと、座席クラスやチケット種別によって定められた積算率を乗じて算出されます。
フライトマイル = 「区間基本マイレージ」×「クラス運賃倍率」
上記式で算出したフライトマイルの25%分がボーナスマイルとして加算されます。
(例)羽田 – 那覇(FLEX:運賃3)
区間基本マイレージ = 984マイル(羽田-那覇間)
クラス・運賃倍率 = 100%(FLEX:運賃3)
フライトマイル = 984×100% = 984マイル
ボーナスマイル = 984×25% = 246マイル
合計獲得マイル = 984マイル+246マイル = 1,230マイル
ANAグループ便の航空券を有料で購入して搭乗する機会が多い方はマイルを貯めるスピードが早くなります。
合計の獲得マイル数を手っ取り早く調べたい場合は、ANA公式サイトのフライトマイルシミュレーションで調べてみましょう。
ANAフライトマイルシミュレーション | ANA
カードマイルプラス加盟店でマイルが倍貯まる
ANAカードマイルプラスという特約店に加盟している店舗やサービスでカード決済をすると、通常のショッピングで貯まるポイントとは別に、別途マイルが加算されます。
積算マイル数は加盟店により異なりますが、100円または200円につき1マイルが多いです。
※ポイントではなくマイルによる直接付与なので有効期限に注意してください。
マイル内訳(200円を使った場合) | 合計 | |
---|---|---|
通常ポイント | 200円 = 1Vポイント = 2マイル | 2マイル |
カードマイルプラス加盟店(100円 = 1マイルの場合) | 200円 = 2マイル + 通常2マイル | 4マイル |
カードマイルプラス加盟店(200円 = 1マイルの場合) | 200円 = 1マイル + 通常2マイル | 3マイル |
カードマイルプラス加盟店の確認方法
ANAカードマイルプラス加盟店と積算マイル数はANA公式サイトで確認できます。
航空券をはじめ、コンビニのセブンイレブンや、ガソリンスタンドのENEOSなど身近なお店やサービスが対象になっています。普段から利用しているお店やサービスが対象になっていないか確認してみましょう。
有名な加盟店をいくつかピックアップして紹介します。
カードマイルプラス加盟店 | 積算マイル数 |
---|---|
ANA航空券 | 100円 = 1マイル |
ANA機内販売 | 100円 = 1マイル |
一休.com(宿泊予約) | 200円 = 1マイル |
ENEOS | 100円 = 1マイル |
appllostation・出光・シェル | 200円 = 1マイル |
三井のパーク(駐車場) | 200円 = 1マイル |
セブンイレブン | 200円 = 1マイル |
マツモトキヨシ | 200円 = 1マイル |
タクシーアプリGO | 走行距離1mile = 1マイル |
最新の加盟店一覧や詳細は下記サイトでご確認ください。
カードマイルプラス加盟店 | ANA
ANA航空券の購入時に獲得マイル2倍
前述のカードマイルプラス加盟店には「ANA航空券」も含まれています。
ANA VISAワイドゴールドでANA航空券(国内線・国際線)を購入した場合、通常のショッピングで貯まる200円につき2マイルとは別に、カードマイルプラス加盟店から100円につき1マイルが加算されるので、通常の2倍のマイルが貯まります。
AMA SKY交換率 最大1.6倍
スカイコインは「1コイン = 1円」としてANAの航空券や旅行商品に使用することができます。
ANAマイルと交換することで入手できます。
ANAマイルからANA SKYコインへの交換率は1度に交換するマイル数によって変動します。たとえば、ANAカードを持っていない場合の交換率は最大1.2倍ですが、ANA VISAワイドゴールドを持っていると交換率は最大1.6倍までアップします。
同じ交換マイル数でもカードを持っているかの違いで価値が変わってくるので、少しでも多くのANA SKYコインに交換できるのは大きなメリットです
交換マイル数 | 交換後コイン (ANAカードなし) | 交換後コイン (ANA VISAワイドゴールド) |
---|---|---|
1〜9,999マイル | 1〜9,999(1倍) | 1〜9,999(1倍) |
10,000マイル | 12,000(1.2倍) | 12,000(1.2倍) |
20,000マイル | 24,000(1.2倍) | 26,000(1.3倍) |
30,000マイル | 36,000(1.2倍) | 42,000(1.4倍) |
40,000マイル | 48,000(1.2倍) | 60,000(1.5倍) |
50,000マイル〜 200,000マイル | 60,000(1.2倍)〜 240,000(1.2倍) | 80,000(1.6倍)〜 320,000(1.6倍) |
入会時と継続時に毎年2,000マイル
ANA VISAワイドゴールドは新規入会時に2,000マイル、さらにカード更新の度にも毎年2,000マイルがプレゼントされます。
2,000マイルを通常のマイル還元率1%のショッピング等で貯めようとすると約20万円分に相当します。それだけのマイルが入会時だけでなく更新するだけで毎年プレゼントされるのは大きなメリットです。
獲得条件 | 獲得マイル数 |
---|---|
新規発行 | 2,000マイル |
カード更新 | 2,000マイル |
マイ友プログラム登録でさらに2,000マイル
さらに、ANAカード入会時はマイ友プログラムに登録してから入会するのがお得です。
「マイ友プログラム」とは、ANAが公式で実施している既存会員からの紹介プログラムです。
ANA公式サイトよりマイ友プログラムに登録(無料)してからカードを発行するだけで、通常の入会特典2,000マイルとは別に、別途2,000マイルが加算され、合計4,000マイルを獲得できます。
登録するだけで入会特典で獲得できるマイル数が2倍になるので、入会する場合はマイ友プログラムを活用してお得に入会しましょう。登録方法は下記に記載しています。
下記の紹介番号をコピーして「マイ友プログラムに登録」のボタンからANA公式ページに移動します。
下記番号を使用して登録する
紹介番号 | 00110626 |
紹介者名 | コウケツ ユウタ |
移動先のページで「紹介者名」「紹介番号」を入力後、申請者情報(自分の名前)を入力して登録すればマイ友プログラムに登録できます。
- 登録後3ヶ月以上が経過すると対象外です。
- カード入会後に登録した場合は対象外です。
- 過去にマイ友プログラムを利用したことがある場合は対象外です。
- 過去に同じカードを所有していた場合は対象外です(6ヶ月以上経過していれば対象)
- 一般カードからゴールドカードへの切替などは対象外
- 詳細はマイ友プログラムの注意事項をご確認ください。
スーパーフライヤーズカード(SFC)に切替可能
ANAの上級会員資格「スーパーフライヤーズカード(以下SFC)」への切替にも対応しています。
SFCはANAプレミアムメンバーのうち「プラチナ(有効期限1年)」以上の資格を保有中の間のみ入会申請をすることが可能ですが、申請の際はSFC切替に対応したANAカードが必要になります。
SFC切替に対応したカードを持っている場合や、国際ブランドを変更(Master→VISA等)する場合、SFC入会申請時にクレジットカードの入会審査も別途必要になり、万が一審査に落ちるとプラチナメンバーの有効期限が失効してしまい、SFCの入会資格を失ってしまうリスクがあります。
ANA VISAワイドゴールドはSFC切替に対応したANAカードなので、将来SFCを目指す予定がある方は、今からカードを準備しておくと、条件を達成した時に切替申請をするだけでSFCに入会できます。
ちなみに、SFCに入会すると年会費の支払い続ける限り、下記のような特典を半永久的に受けることができます。
- 国内線・国際線のANAラウンジ無料利用(同伴者1名まで)
- プレミアムメンバー専用デスクサービス
- アップグレードポイント付与
- 座席クラスのアップグレード
- 国内航空券の先行予約
- 優先チェックインカウンターの利用
- 手荷物受取の優先
- 手荷物容量制限の緩和
- 専用保安検査場の利用
- スターアライアンスゴールド資格
ANA VISAワイドゴールドカードをSFCに切り替えると、基本カード・家族カードともに年会費が上がるので注意が必要です。
項目 | 基本年会費 | SFC年会費 |
---|---|---|
基本カード年会費 | 15,400円 | 16,500円 |
家族カード年会費 | 4,400円 | 8,250円 |
ポイントサービス
Vポイントの基本情報
ANAカードの利用で200円につき1ポイント貯まります。
Vポイントには「通常ポイント」と「ANAマイレージ移行可能ポイント」があり、ANAカードの利用で貯めたポイントは「ANAマイレージ移行可能ポイント」になります。
ANAカード以外の三井住友カードで貯まるポイントや、キャンペーン・ココイコ!などの利用特典で貯まるポイントは「通常ポイント」になります。
ポイント種別 | 貯め方 |
---|---|
ANAマイレージ移行可能ポイント | ANAカードの利用 |
通常ポイント | ・キャンペーン特典 ・他社からの移行ポイント ・ココイコ ・マイペイスリボ利用特典 |
ANAマイレージ移行可能ポイント
ANA VISAワイドゴールドの利用で貯まる「ANAマイレージ移行可能ポイント」は1ポイント単位でANAマイルと交換できます。
移行コース | 2倍コース(標準) |
移行手数料 | 無料 |
交換単位 | 1ポイント単位 |
交換レート | 1ポイント = 2マイル |
交換方式 | 応募方式 or 自動移行方式 |
通常ポイント
ANA VISAワイドゴールドの利用以外で貯まった「通常ポイント」は5ポイント単位でANAマイルと交換できます。
移行コース | 通常ポイントの交換コース |
移行手数料 | 無料 |
交換単位 | 5ポイント単位 |
交換レート | 5ポイント = 3マイル |
交換方式 | 応募方式のみ |
Vポイントの有効期限は3年間
ANA VISAワイドゴールドで貯めたVポイントの有効期限は獲得月から3年間です。
カード種別 | 有効期限 |
---|---|
プラチナ | ポイント獲得月から4年間 |
ゴールド | ポイント獲得月から3年間 |
上記以外 | ポイント獲得月から2年間 |
Vポイントの交換方式
応募方式
ご自身の好きなタイミングに、手動で1ポイント単位で交換できます。
ポイントの有効期限にさえ気をつければ、こちらの方法がおすすめです。
自動移行方式
毎月自動的にANAマイルに移行できます。
Vポイントの有効期限を忘れて失効してしまうリスクを抑えることができるのがメリット。
一方、ANAマイルの有効期限はマイル交換月から3年間なので、マイルの有効期限をなるべく伸ばしたい場合は、Vポイントの有効期限ギリギリまで温存してからANAマイルに移行することで、ANAマイルの猶予期間を伸ばすことができます。
ANAマイレージ自動移行についてのご案内 | 三井住友カード
ポイントUPモールでポイント倍
ANA VISAワイドゴールド会員は、三井住友カードが運営するポイントサイト「ポイントUPモール」を経由してお買い物やサービスを利用することで、ポイント還元率をアップさせることができます。
対象店舗にはAmazonや楽天市場といった代表的な総合通販から、Expediaや一休.comのような旅行サイトなど、普段からよく使う様々なサービスを、ポイントUPモールを経由するだけで獲得できるポイントがアップします。
ココイコ!でリアル店舗でもポイント倍
ANA VISAワイドゴールド会員は、ネット通販だけでなくリアル店舗の利用でもポイント還元率をアップさせることができます。
三井住友カードが運営するココイコ!にて、ANAカードで対象店舗への事前エントリーを行った後に、対象店舗でカードでお買い物をすると、ポイント還元率がアップします。
最新の対象店舗はココイコ!の公式サイトでご確認ください。
SBI証券の投信積立で0.5%還元
ANA VISAワイドゴールドは、三井住友カードが発行するクレジットカード会員向けに提供されている、SBI証券の投信積立サービスを利用することができます。
SBI証券で積立投資が可能な投資信託の購入費をクレジットカードで支払えば、積立額の0.5%のVポイントを毎月、貯めることができます。(毎月最大50,000円)
投資によって得られる分配金や譲渡益が非課税(通常は20.315%の税金が発生)になる「つみたてNISA」での利用も対象になります。
ANA VISAワイドゴールドで積立投資をすることで、投資とポイント獲得を並行して行えるメリットがあります。
SBI証券の投信残高や株購入でVポイント獲得
SBI証券の口座開設、投資信託や国内株式などの取引に応じてVポイントが貯まります。
Vポイントアッププログラム
また、投資信託や株取引の利用を条件に、対象のコンビニや飲食店などの利用時にVポイント還元率が最大2%までアップします。
Vポイント投資
ANAカード会員で利用する方は少ないかもしれませんが、1Vポイント=1円分として、Vポイントを投資信託の購入費用に充てることもできます。
空港サービス
空港ラウンジの無料利用
国内の対象空港とホノルル空港にある空港ラウンジを会員本人は無料で利用できます。
利用時はラウンジ受付てに、ANA VISAワイドゴールドと当日の航空券を提示することで、ANA VISAワイドゴールドが提携する空港ラウンジを会員本人は無料で利用できます。
※同伴者は各ラウンジが指定する利用料が必要(1人あたり1,000〜1,500円が相場)
空港ラウンジでは無料のWi-FIやドリンクサービス、ゆっくりと座れるソファ席や仕事用のデスクなどがあります。一部では有料でフードやアルコールが提供されているラウンジもあります。
利用できる空港は下記からご確認ください。
空港ラウンジサービス | 三井住友カード
ANA VISA ワイドゴールドで利用できるのは空港ラウンジのみです。
航空会社が運営する「ANAラウンジ」「ANAスイートラウンジ」などは利用できません。
ビジネスクラス専用カウンターでチェックイン
国際線の利用時は、エコノミークラスの航空券であっても、空いているビジネスクラス専用カウンターでチェックインをすることができます。国際線のチェックインは、パスポートのチェックや手荷物預入などの手続きが多く、海外に慣れていない方も多いので、国内線に比べて順番待ちの列が発生しやすいです。
そんな時でも、ANA VISAワイドゴールドのカードを提示すれば、空いているビジネスクラスのカウンターでスムーズにチェックイン手続きをすることができます。
注意点として、ビジネスクラス専用カウンターを利用できるのは、原則として会員本人のみなので、出張など1人で利用する際は良いですが、家族旅行や複数人で行かれる場合には活用しにくいかもしれません。
カード会員優待割引
空港内免税店10%割引
国際線の出国エリアや入国エリアにあるANA DUTY FREE SHOP等の免税店でショッピングをする時に、カードを提示した上でお会計をすると、商品代金が10%割引になります。
機内販売10%割引
ANAの国内線・国際線とエアージャパン便の機内販売での購入時に、ANA VISAワイドゴールドで支払いをすると、商品代金が10%割引になります。
※1商品単価1,000円(税込)の未満の商品は対象外
空港内店舗ANA FESTA 10%割引
全国の各空港にあるお土産ショップの「ANA FESTA」で1,000円(税込)以上の買い物をする際に、カードを提示した上でお会計をすると、商品代金が5%割引になります。
※1店舗で1回あたりのお会計が1,000円(税込)以上の場合のみ。
ANAショッピング A-Style 5%割引
ANAの通販サイト「ANAショッピング A-Style」の利用時にANA VISAワイドゴールドで支払いをすると5%割引で購入することができます。
成田空港でのパーキング割引
マイカーで成田空港へ行く際に、ANAマイレージクラブ提携駐車場(セントラルパーキング成田)でANA VISAワイドゴールドを提示すると駐車料金(完全固定式)が特別割引になり、マイルも貯まる特典があります。
ホテル宿泊優待
ANA VISAワイドゴールド会員は、提携しているホテルグループやレンタカーの利用時に割引や優待特典を受けることができます。
IHG・ANAホテル宿泊割引
ANA VISAワイドゴールド会員は、IHG・ANAグループ系のホテルに宿泊する際、各ホテルの公式サイトもしくは電話で直予約をすると、ベストフレキシブル料金から5%の割引を受けることができます。
割引を受ける時は、チェックインの際にフロントでANAカード(プラスチックカード)を提示して受けます。
IHG・ANAホテル朝食無料&ウェルカムドリンク
ANA VISAワイドゴールド会員は、IHG・ANAグループ系のホテルに宿泊する際、各ホテルの公式サイトもしくは電話で「ANA会員特典割引プラン」にて直接予約した方に「朝食無料」と「ウェルカムドリンク」のサービスが付きます。チェックイン時にフロントでANAカード(プラスチックカード)を提示して受けます。
※ウェルカムドリンクは1滞在につき1回のみ
対象のIHG・ANA・ホテルズグループジャパン
JRホテルクレメント高松
JRホテルクレメント高松(香川県)宿泊時に下記条件を満たすことで割引や特典を受けることができます。
サービス内容 | 特典詳細 | 対象者 |
---|---|---|
宿泊割引 | 正規料金の宿泊で20%割引 | ANAカード会員 |
レストラン・バー割引 | 会計から5%割引 | SFC会員のみ |
アーリーチェックイン | 12:00より利用可能 | SFC会員のみ |
レイトチェックアウト | 14:00より利用可能 | SFC会員のみ |
朝食無料・ウェルカムドリンク | 朝食(宿泊日数分) ウェルカムドリンク(1滞在に1回) | ANAカード会員 |
レンタカー割引
ANA VISAワイドゴールド会員は、レンタカーを割引価格で利用することができます。
国内レンタカー割引
下記のレンタカー会社が割引の対象となります。
会社 | 割引額 |
---|---|
ニッポンレンタカー | 5%割引 |
トヨタレンタカー | 5%割引 |
オリックスレンタカー | 5%割引 |
※利尻島・礼文島は対象外
※割引対象外の車種・車種クラス・期間あり
※クーポン券など他サービスとの併用不可
※ニッポンレンタカーの海外営業所はマイル積算対象外
海外レンタカー割引
ハーツレンタカー | 5%〜20% |
ApplePay・電子マネー対応
ANA VISAワイドゴールドはApplePay、GooglePay、iDなどのタッチ決済にも対応しています。
iD
カードのお申し込み時にiDを付帯させることでタッチ決済で支払いをすることができるようになります。
iDマークがあるお店で「iDで」とお願いして、レジの専用端末にカードをかざせば決済を完了させることができます。
iD利用分はクレジットカードと一括の請求なので事前チャージは不要です。
「暗証番号の入力」や「カードの受け渡し」が不要なので、手間を省くことができるほか、カードを清潔に保つことができます。
iDの設定方法 | 三井住友カード
ApplePay
iPhoneをお持ちの方は、ウォレットアプリにカードを登録することで、カードを取り出さずにスマホをかざすだけで支払うことができるようになります。
支払い時のセキュリティ認証は、指紋認証や顔認証などの生体認証に対応しているので、スマホを紛失しても不正利用されるリスクを抑えることができます。
※支払い時は「ApplePay」ではなく「iD」または「Visa」になります。
ApplePayの設定方法 | 三井住友カード
GooglePay
Androidスマホの方で、GooglePayに対応した端末をお持ちの方はカードをGooglePayに登録することで、カードを取り出さずにスマホをかざすだけで支払いをすることができるようになります。
※支払い時は「GooglePay」ではなく「iD」または「Visa」になります。
GooglePayの設定方法 | 三井住友カード
モバイルSuica
ApplePay等に登録したVISAやiDからモバイルSuicaにスマホからチャージして利用することができます。
ただし、モバイルSuicaへのチャージ分はポイント付与の対象外なので、メリットとしては、コンビニや専用機があるところまで行ってチャージする必要がないことぐらいです。
もし、ポイントを貯めたい場合は、少し手間はかかりますが、Suicaのチャージだけはポイント付与の対象になるカードを選ぶ必要があります。
ETC(追加カード)
ANA VISAワイドゴールドカード会員は、ETCカードも年会費無料で発行することができます。
ただし、前年度に1度もETC利用の請求がない場合は550円の年会費が必要になりますが、一度も乗らないのにETCカードを発行することは稀だと思うので、実質無料と考えて良いと思います。
ETCの利用分にもVポイントが貯まるので、車を利用することはセットで発行するのがおすすめです。
年会費(初年度) | 無料 |
年会費(2年目以降) | 550円(税込) 前年度に1回以上の利用で無料 |
年会費割引
マイ・ペイすリボで年会費割引
「マイ・ペイすリボ」に設定の上、年に1回以上リボ払いの手数料を発生させることで、下記の年会費割引を受けることができます。
会員種別 | 基本年会費 | 割引額 | 割引後 |
---|---|---|---|
本会員 | 15,400円(税込) | -3,850円(税込) | 11,550円(税込) |
家族会員 | 4,400円(税込) | -1,650円(税込) | 2,750円(税込) |
マイ・ペイすリボとは、1回払いで支払ったカードの利用金額が自動的にリボ払いになる方法です。リボ払いに設定した金額以上の請求は行われませんが、超過分の支払いに対してリボ手数料が上乗せされていきます。
基本的にあまり推奨される方法ではないので、割引目的の為だけの利用は控えた方が良いと思います。
カード付帯保険サービス
旅行傷害保険は、旅行代金をANA VISAワイドゴールドで決済していることを条件に適用される「利用付帯」の保険となっています。
※「国内航空障害保険」を除く
海外旅行障害保険
【利用付帯】
海外旅行傷害保険の補償内容は次のとおり。
担保項目 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害保険 | 最高5,000万円 |
障害治療費用 | 150万円 |
疾病治療費用 | 150万円 |
賠償責任 | 3,000万円 |
携行品損害 | 50万円 |
救援者費用 | 100万円 |
海外では日本の健康保険が適用外なので保険の加入は必須です。
現地で怪我や病気などに遭って病院へ行くことになった場合、重要になるのは「障害治療費用保険」や「疾病治療費用保険」です。ANA VISAワイドゴールドの保険金額150万円という内容は、万が一のことを考えるとかなり少ないので、カードの付帯保険はおまけと考え、海外旅行時は別途保険に加入することをおすすめします。
ANA VISA・マスターゴールドカード保険サービス | ANA
国内旅行傷害保険
【利用付帯】
国内旅行傷害保険の補償内容は次のとおり。
担保項目 | 保険金額 |
---|---|
死亡・後遺障害保険 | 最高5,000万円 |
入院保険金日額 | 5,000円 |
通院保険金日額 | 2,000円 |
手術保険金 | 最高20万円 |
国内旅行障害保険は「公共交通機関に搭乗中」「宿泊施設に宿泊中」「旅行ツアー参加中の怪我」などにおける怪我や事故等に遭遇した場合に補償の対象になる場合があります。
ANA VISA・マスターゴールドカード保険サービス | ANA
国内航空便遅延保険(国内線のみ)
【利用付帯】
国内旅行傷害保険の補償内容は次のとおり。
担保項目 | 保険金額 |
---|---|
乗継遅延費用 | 2万円 |
出航遅延 | 1万円 |
欠航 | 1万円 |
搭乗不能費用 | 1万円 |
手荷物遅延費用 | 1万円 |
手荷物紛失費用 | 2万円 |
国内線の利用時、航空便の遅延等により臨時の出費として発生した「宿泊代」や「食事代」等や、手荷物の遅延や紛失が原因によって会員が負担した衣類や生活必需品の購入費等などが補償されます。
ANA VISA・マスターゴールドカード保険サービス | ANA
国内航空障害保険
【自動付帯】
国内航空傷害保険の補償内容は次のとおり。
担保費用 | 保険金額 |
---|---|
死亡の場合 | 5,000万円 |
後遺障害の場合 | 200万円〜5,000万円 |
入院日額 | 10,000円 |
通院日額 | 2,000円 |
手術費用 | 入院中の手術:10万円 入院中以外の手術:5万円 |
「国内航空障害保険」のみ、カード利用の条件を伴わない自動付帯となっており、飛行機の乗客として搭乗している間に日本国内において被害に遭い「死亡または後遺障害が生じた場合」「入院・通院した場合」「その障害の治療を直接目的とした手術を受けた場合」などに保険が適用される場合があります。
実際のところ、国内の飛行機の利用でこれらのような被害に遭遇する確率はかなり低いと思いますが、万が一このような被害に遭われた場合、保険の対象になる可能性があるので、自動付帯の保険ということもあるので、頭の片隅ぐらいに置いておきましょう。
ANA VISA・マスターゴールドカード保険サービス | ANA
ショッピング補償
ANA VISAワイドゴールドを利用して補償期間内に購入した商品が、購入日と購入日の翌日から90日以内に「破損」「盗難」「火災」などの偶然な事故によって損害を被った場合、対象商品を購入した時のカード利用額から自己負担額を差し引いた金額が補償されます。
補償限度額 | 300万円(年間) |
自己負担額 | 3,000円 / 1事故あたり |
対象期間 | 購入日・購入日の翌日より90日間 |
補償期間 | 毎年6月1日から翌年5月31日までの期間 |
保険対象者 | カード会員、カード会員から補償対象商品を贈与された方 |
対象となる利用 | 国内利用・海外利用 |
補償対象になる例 | 破産、盗難、火災などの偶然な事故 |
一部、補償の対象とならない商品や損害も含まれます。
詳細は普通保険約款等をご確認ください。
ANA VISA・マスターゴールドカード保険サービス | ANA
まとめ
ANA VISAワイドゴールドは、これからANAをメインに飛行機を利用かつANAマイルをたくさん貯めていきたい方におすすめのクレジットカードです。
維持費として15,400円の年会費が毎年かかってくるので、年会費以上の恩恵を受けられるかどうかはよくチェックする必要があります。カードの利用によってANAマイルが貯めるというのが一番のメリットだと思うので、ANAの飛行機に乗る機会・・厳密に言うとANA航空券を購入する機会がどれくらい多いかが、1つの判断材料になります。
たとえば、年2〜3回程度しか飛行機に乗らないといった方であれば、ANA一般カードで様子を見るであったり、交換レートは悪いですがANAマイルに交換可能な年会費が安い他のクレジットカードを選ぶ方が良いかもしれません。
一方、出張等のビジネス利用で頻繁にANAに搭乗したり、ANA航空券を購入する方にとっては、特典内容の恩恵をフル活用することができます。
ANA航空券の購入時や搭乗時にマイルがハイペースで貯まっていく他、空港ラウンジの無料利用、レンタカーの割引、IHG・ANAホテルでの朝食無料、空港のお土産ショップANA FESTAでの5%割引、国内線の航空便遅延補償、国際線利用時のビジネスクラス専用チェックインカウンターの利用など、飛行機利用が多いビジネスマンにとっては非常にコストパフォーマンスの良い優れたカードとなっています。
ビジネス利用が多い方であれば、ANAプラチナメンバー以上になる事も可能だと思います。スーパーフライヤーズカードに切り替えれば、国内線と国際線のANAラウンジを同伴者1名まで無料で利用したり、優先チェックインや手荷物受取の優先などの特典が、ANAカードの年会費を支払い続ける限り半永久的に受け続けることができるので、ANAをメインに利用していきたい方にはおすすめのカードです。
最後に今回紹介した特典やメリット等を踏まえて、ANA VISAワイドゴールドカードの入会に適している方と、入会すべきかよく検討した方が良い方をまとめました。あくまで当メディアの主観ですので、最後はご自身の判断で入会をご検討ください。
向いている方
- ANAをメインに利用する方
- ANA航空券を購入する機会が多い方
- 出張等で飛行機を利用する機会が多い方
- 普段の買い物でもANAマイルを貯めたい方
- メインのクレジットカードにする予定の方
- スーパーフライヤーズカード会員を目指す予定の方
向いているかよく検討した方が良い方
- 航空会社にこだわりがない方
- ANA航空券を購入する機会が少ない方
- 年に2〜3回程度しか飛行機を利用しない方
- メインのクレジットカードにする予定がない方
新規入会はマイ友プログラムがおすすめ
ANAカード入会時はマイ友プログラムに登録してから入会するのがお得です。
「マイ友プログラム」とは、ANAが公式で実施している既存会員からの紹介プログラムです。
ANA公式サイトよりマイ友プログラムに登録(無料)してからカードを発行するだけで、通常の入会特典2,000マイルとは別に、別途2,000マイルが加算され、合計4,000マイルを獲得できます。
登録するだけで入会特典で獲得できるマイル数が2倍になるので、入会する場合はマイ友プログラムを活用してお得に入会しましょう。登録方法は下記に記載しています。
下記の紹介番号をコピーして「マイ友プログラムに登録」のボタンからANA公式ページに移動します。
下記番号を使用して登録する
紹介番号 | 00110626 |
紹介者名 | コウケツ ユウタ |
移動先のページで「紹介者名」「紹介番号」を入力後、申請者情報(自分の名前)を入力して登録すればマイ友プログラムに登録できます。
- 登録後3ヶ月以上が経過すると対象外です。
- カード入会後に登録した場合は対象外です。
- 過去にマイ友プログラムを利用したことがある場合は対象外です。
- 過去に同じカードを所有していた場合は対象外です(6ヶ月以上経過していれば対象)
- 一般カードからゴールドカードへの切替などは対象外
- 詳細はマイ友プログラムの注意事項をご確認ください。