今回は大阪の天王寺にある大阪マリオット都ホテルを紹介します。
大阪マリオット都ホテルは高さ300メートルを誇る超高層ビル「あべのハルカス」の上層階に位置し、大阪で最も高いビルからの美しい眺望を楽しめることから「天空のホテル」とも呼ばれるプレミアムホテルです。
動画レポート
下記リンクから見たい部分だけダイジェストで視聴できるようになっています。
- 00:00 外観・エントランス
- 01:10 ロビー・レセプション
- 03:08 ルームツアー(リビング・ベッド)
- 05:28 ルームツアー(ミニバー)
- 06:58 ルームツアー(クローゼット)
- 07:43 ルームツアー(トイレ)
- 07:56 ルームツアー(バスルーム・アメニティ)
- 10:47 クラブラウンジ・フィットネス・ビジネスセンター
- 13:56 クラブラウンジ(カクテルタイム)
- 15:14 ディナービュッフェ(COOKA)
- 17:56 あべのハルカス展望台(ハルカス300)
- 20:30 朝食ビュッフェ(COOKA)
- 23:20 ハイライト
宿泊情報
ホテル名 | 大阪マリオット都ホテル |
部屋タイプ | クラブ デラックスルーム |
ランク | プレミアム |
開業年 | 2014年 |
宿泊時期 | 2022年11月 |
アクセス
住所 | 〒545-0052 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 |
交通アクセス | JR環状線天王寺駅 / 大阪メトロ天王寺駅 直結 |
大阪マリオット都ホテルを写真で紹介
YouTubeのホテル紹介の一部を写真付きで紹介します。
外観・アプローチ
大阪マリオット都ホテルは高さ300mを誇る複合商業ビル「あべのハルカス」の上層階にあります。
ロビーがある19階まではエレベーターを使用します。大阪メトロ天王寺駅から直結なのアクセスも良好です。
エレベーターはシースルになっており外の景色を楽しみながらロビーへ向かいます。
19階ロビーのエレベーターホール。この時点で既に高さ約100mに位置します。
エレベーターホール横の通路からロビーへ向かいます。
ロビー・レセプション
高さ7mの大開口のガラス窓に囲まれた開放的な空間は圧巻です。
ロビーラウンジの横を通ってフロントデスクに向かいます。
ロビーには「LOUNGE PLUS」があり圧巻の景色を眺めながらアフタヌーンティーなどが楽しめます。
奥にチェックイン手続きをするフロントデスクがあります。
フロントデスクの天井には個性的なシャンデリアがある。
下から見上げると空から光の粒が降ってきたように見える幻想的なデザイン。
フロント横には外国の方向けに両替機も設置されています。
フロント周辺はスペースが広く取られており座れる場所も用意されています。
クッション付きで深く腰掛けられるソファとテーブル。
通路側にも座るスペースがあります。
フロント横の通路を奥に進むと宿泊者フロアに行くエレベーターホールがあります。
クラブラウンジやフィットネスジムは38階
客室フロアは39階から55階まで。
最上階の57階にはレストラン「ZK」があります。
今回は客室フロアとしては最上階となる55階になりました。
窓の外を見ると周囲のビルがミニチュアのように見えます。
今回はクラブフロア「5511」の客室になります。
さっそく部屋を見ていきましょう。
クラブデラックスルーム(55F)客室
今回は客室フロアとしては最上階となる55階クラブフロアのデラックスルーム。
窓からは地平線まで見渡せる絶景が広がっています。
窓際にはオットマン付きのソファがあります。
こちらには椅子とテーブル。横にはスタンドライトもあります。
ウェルカムスイーツとしてカステラが用意されています。
シャープ製の空気清浄機も備えられています。
ベッド
ベッドはSealy社の「GRANDEUR」が採用されています。
ベッドテーブルの壁には照明ボタンやコンセントが備わっています。
ミニバー
こちらはミニバーになります。
グラスやティーカップ、アイスペールや急須などが入っています。
紅茶、煎茶、ハーブティーなど。
ポテトチップス、ナッツの他、大阪らしい江崎グリコ社のビスコ。
ネスプレッソマシーンや電子ケトルなど。
下の引き戸を開けると中は冷蔵庫になっています。
ミニバーの上にはコンセントや有線LAN端子、外国の方向けのマルチコンセントも付いています。
テレビ・ルームウェア・金庫等
壁側には大型のテレビ。
チェスト内にナイトウェアが収納されています。
お買い物などの品を入れることも可能なMARRIOTTロゴ付きの紙バッグ。
右端の引き出しは金庫になっています。
クローゼット
扉と部屋の間の廊下にクローゼットがあります。
ハンガー類、アイロン、アイロン台、シューホーン、シューブラシ等が入っています。
バスローブと雨天時の傘なども。
こちらは室内用スリッパ。
玄関前には外出前の身だしなみを確認できる全身鏡もあります。
トイレ
トイレは隣のパウダールームの中。安心の個室です。
トイレはウォシュレット付きの電動トイレです。
洗面台・アメニティ
こちらは洗面台です。
シングルシンク、両サイドにアメニティ類が置かれています。
タオルは今治タオルが採用されています。
石鹸、ボディローション、森林とローズの香りのバスソルト。
デンタル用品などのアメニティはボックスに収納されています。
クレンジング用品も用意されています。
こちらはシェービングジェル。マウスウオッシュやボディタオルもあります。
大阪の街並みが描かれたアメニティ類。
シンク下にはドライヤー、バスタオル、フェイスタオル、体重計、衣類バスケット。
ドライヤーはパナソニック製のEH-NE4A。
入浴時の衣類を入れておくバスケット。
バスルーム
奥はバスルームになっています。
シャワーとバスタブが同じの洗い場一体型の浴室です。
高さ調整機能付きのハンドシャワー。レインシャワーはありません。
バスチェアも付いています。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープはボトル式です。
バスタブは大きめです。
お湯はりは自動になっています。
浴室は部屋の奥になりますが、窓からの景色を楽しむこともできます。
ブラインドを降ろすことで採光も残しながらプライベート空間を確保できます。
このようにベットルーム側からも見えないようになっています。
大阪マリオット都ホテルの最大の魅力は圧倒的な眺望でしょう。夜景も思わず息を呑む絶景なので日本で最も高い客室からの眺めを楽しみたい方にオススメです。客室の雰囲気はマリオットというより都ホテルの色が強いという印象で、浴室にバスチェアが用意されているなど行き届いており日本人の好みにも合っていると思います。
クラブラウンジ(12-22時)
ホテル38階にはクラブフロア宿泊者やプラチナエリート以上の方が利用できるクラブラウンジがあります。営業時間は12時から22時までとなっており、各時間ごとに軽食やアルコールなどのサービスが提供されます。
プレゼンテーション | 営業時間 |
---|---|
営業時間 | 12:00〜22:00 |
アフタヌーンティー | 14:30〜17:00 |
カクテルタイム | 17:30〜19:30 |
バータイム | 19:30〜21:30 |
2023年1月10日より12歳以下のお子様はカクテルタイム以降の入室は不可となるようです。
大阪マリオット都ホテル クラブラウンジの詳細を見る
ラウンジ内は天井が高くテーブルやソファ席などのスペースがあります。
窓の外は屋外ガーデンが広がっています。
複数人での食事や会話が楽しめる大判テーブル席もあります。
広めのソファ席などもあります。
クラブラウンジ(14:30-17:00 | アフタヌーンティータイム)
14:30から17:00まではアフタヌーンティータイムとしてサンドウィッチやナッツ類などの軽食やケーキなどが提供されます。
こちらのドリンクコーナーにはアルコール類、ソフトドリンク、コーヒー、紅茶などが提供されています。
クラブフロア宿泊者やプラチナエリート会員以上はラウンジ内でチェックインも可能です。夕食の時間までお部屋で過ごす事も可能ですし、ラウンジでゆっくりティータイムを楽しむ事も可能です。
クラブラウンジ(17:30-19:30 | カクテルタイム)
17:30以降はラウンジの照明が暗くなりカクテルタイムが始まります。
カクテルタイムにはホットミールなども追加されビュッフェスタイルとなっています。
カクテルタイムやバータイムにはお酒の種類も増えます。
日中は明るい雰囲気ですが、夜は一転してムードのある幻想的な空間となり、昼夜で全く異なる表情を見せてくれます。クラブフロア宿泊者やプラチナエリート以上の方は、夕食前や食後の空き時間などにフラっと立ち寄ってラウンジの雰囲気だけでも楽しんでみることをオススメします。
ビジネスセンター・喫煙所
38階のクラブラウンジやビジネスセンターの外には喫煙所が併設されています。
静かな環境で仕事をしたい方向けのビジネスルームもあります。ルームキーをかざして入室可能。
大きめの会議用テーブルなどもあります。
複合機プリンターやパソコン併設の半個室ルームもあります。
フィットネスセンター
同じ38階には24時間営業のフィットネスジムもあります。
大阪のシティビューを眺めながら汗を流すことができます。ただウェアとシューズの貸出はないので利用する場合は持参する必要があるので注意してください。
ジム内にシャワールームはありませんが、タオルやミネラルウォーターは用意されています。
ハルカス300(展望台)
大阪マリオット都ホテルに宿泊の際は同ビル内の最上階にある展望台「ハルカス300」を訪れることをオススメします。展望台入場券付きの宿泊プランなどもあり、MarriottBonvoy特典でも入場チケットが人数分もらえました。
「ハルカス300」へ行くには、まずエレベーターで16階にありチケットカウンターがある場所へ行きます。
案内板があるのでチケットカウンターへ道なりに進んで行きます。
チケットを提示して入場します。
展望台へは高速エレベーターで行けるようになっており、16階から展望台がある60階まで約1分ほどで駆け上がります。上昇中は飛行機の滑走路をイメージした演出が楽しめます。
エレベーターの外に出ると圧巻の夜景が目の前に飛び込んできます。
日中の景色も捨てがたいですが、どちらか選ぶのであれば夜景が圧倒的にオススメです
日本国内の高層ビルからの夜景としては、ニューヨークのロックフェラーセンターやパリのモンパルナスタワーに匹敵すると思います。日本屈指の高さからの絶景をぜひ体験して帰ってください。
朝食(COOKA)
朝食は16階ロビーにあるライブキッチン「COOKA」にて提供でした。
COOKAの店名の由来は「さぁ、食べるぞ!」を大阪弁で表現した「食うか!」と、調理することを英文で表記する際の「Cook a〜」を組み合わせて作った言葉のようです。
廊下を通ってレストランに向かいます。
窓際を中心にテーブルが並べられています。空いている場合に限ると思いますが席は選ばせてもらえました。
食事はブッフェ形式で月毎にテーマが代わり、今回はフランスブッフェでした。
ライブキッチンコーナーにはホットミールが並びます。
和食も用意されています。
アルコールも提供されており、希望する場合はスタッフに声をかけてくださいとのことでした。
卵料理はオーダーシートに希望の料理法にチェックをしてオムレツコーナーで提出したら、調理後にテーブルまで届けてもらえます。
こちらは「グレインローフとほうれん草のエッグベネディクト」
「スペシャルオムレツ(ほうれん草のホワイトソース)」
個人的にはこれがオススメです。
COOKAの出口にはコーヒーマシンが用意されており、客室に戻る前に頂くことができるようになっています。
大阪マリオット都ホテル まとめ
大阪マリオット都ホテルは2014年に開業したプレミアムホテル。高さ300mを誇り、2022年時点では日本で最も高い「あべのハルカス」の上層階に入居しています。
「天空のホテル」とも呼ばれる日本屈指の高みからの眺望は一度は体験してみる価値があります。大阪メトロの天王寺駅にも直結しておりアクセスも優れています。
ホテル周辺は繁華街となっているので食事や娯楽施設なども豊富です。大阪観光の拠点としてはもちろん、空の上で過ごすようなホテルステイを楽しんだり、夜景をバックに楽しみたい時など、あらゆるシーンに適したホテルだと思います。
MarriottBonvoy加盟ホテルの中ではWホテルと悩まれる方も多いと思いますが、クラブラウンジの利用を重視する方や家族旅行などで宿泊するなら、大阪マリオット都ホテルの方がコストパフォーマンスの面からも優れていると思います。一方、客室や朝食のクオリティに関してはW大阪に軍配が上がります。
W大阪の紹介記事はこちら。
より詳細を見たい方はYouTube版もご視聴いただけますと幸いです。