ニューヨークの観光名所のひとつ、全米一の高さを誇る「ワンワールドトレードセンター展望台」について紹介します。
ワンワールドトレードセンターとは
ワンワールドトレードセンターは、2001年に起きた9.11同時多発テロによって崩壊したツインタワーの跡地(グラウンド・ゼロ)の隣に建つ全米一の高さを誇る超高層ビルです。
アメリカの独立宣言が採択された1776年にちなんでビルの高さも1776フィート(約541m)となっている。全米一の高さを誇り、世界でも6番目に高いビルです(2023年時点)
主な用途はオフィスですが、100階から102階部分はニューヨークを一望できる展望台「One World Observatory」があり、一般の観光客も登れるようになっています。
ビルの隣にあるグラウンド・ゼロには、かつてツインタワーが建っていた場所に巨大プールから滝が流れる追悼モニュメント(9.11メモリアル)や事件に関連した展示がある博物館もあります。こちらは少し暗い空気になってしまいますが、ワンワールド展望台と合わせて訪れることをおすすめします。
9.11メモリアル&ミュージアムで当時の出来事を詳しく知ることで、ワンワールド展望台も「景色が凄い」という感想だけではなく、このビルが建つまでの背景も含めて楽しむことができます。
アクセス
展望台 | One World Obesrvatory(ワン・ワールド展望台) |
住所 | 285 Fulton St, NewYork, NY |
最寄り駅 | Cortland St(コートラント・ストリート駅) |
営業時間 | 10:00 – 21:00 |
HP | 公式サイト |
チケットの購入方法
ワンワールド展望台のチケットは当日購入もできますが、スムーズに楽しむ為にはオンラインで事前予約をしておくことをおすすめします。
公式サイト
公式サイトでチケットを事前予約しておくこともできます。
標準の一般入場チケット以外に、ガイド付きチケットや、優先入場などオプション付きのチケットから選ぶことができます。旅行に慣れている方で、ご自身で全て手配できる方は公式サイトからの予約がおすすめです。
英語が不安で日本語のサポートが欲しい方は、日本企業が運営する予約サイトVELTRAでの予約がおすすめです。入場チケットだけでなく日本語ガイドによる半日観光ツアーなども催行されているので、初めてのニューヨークで複数箇所を日本語ガイド付きで周りたい方などにもおすすめです。
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ワンワールド展望台の行き方・入り方
ワンワールドトレードセンターは、ツインタワー跡地であるグラウンド・ゼロの近くにあります。最寄り駅はCortland St駅(R)や Word Trade Center駅(PATH)になります。
グラウンド・ゼロ周辺には”ワールドトレードセンター”と称するビルが6つもあるのですが、展望台があるのは屋上に尖塔がある一番高い「ワン(1)・ワールドトレードセンタ」になります。
エントランス
展望台の入り口はビルの西側(ウェストストリート側)にあります。
展望台の入口は「ONE WORLD OBSERVATORY」が目印です。
反対側の「ONE WORLD TRADE CENTER」と掲げられているエントラスはオフィス用の入口なので間違えないように注意してください。
入り口から左右に分かれて並ぶようになっている。
混雑していると外で待つ時間が長くなるので、真夏や真冬に行くときは服装に注意したい。
エントランス前から上を眺めるとビルの高さに圧倒されます。
チケットオフィス
中に入るとチケットボックスがあります。
当日券の現金購入やバウチャーとの交換は前方のチケットオフィスへ。
クレジットカード購入やGo Cityなどのパスを持っている方は横の発券機で入場チケットを購入できます。
発券機でチケットを受け取ります。
展望台へ上がるエレベーターに乗る為、一旦地下に行きます。
券売機の利用方法
地下にも発券機があるので、1階が混んでいる場合は地下の発券機でもチケットを入手できます。
発券機は日本語にも対応しています。
クレジットカードで当日券購入のほか、GO Cityなどのパスがある場合はQRコードをかざして入場チケットと交換します。
チケット購入時に即時入場などのオプションが選べるようになっていました。
混雑時や次の予定が詰まっている時は追加料金を支払って優先アクセス権を購入するのもアリです。
今回は追加料金10ドルを支払って即時入場券も購入。
ドリンクやお店で使える15ドル分のバウチャーが付いてきました。
入場&セキュリティ検査
こちらの入り口でチケットを見せてセキュリティ検査を受けます。
即時券を購入すると、右側の「プライオリティアクセス(PRIORITY ACCESS)」から優先入場できます。
セキュリティ検査を終えると、いよいよ展望台に向かいます。
エレベーターに向かうまでの通路にはテーマパークのような気分を盛り上げる演出が施されています。
エレベーターで102階へ
エレベーターで102階まで一気に登ります。
エレベーターが動き出すと壁一面に映像が映し出されます。
1500年頃のまだ何もなかった未開拓のニューヨークの姿からはじまり、オランダやイギリスからの移民と開拓が始まって、植民地として発展していく姿が見られます。
そして、独立戦争を経て、産業の発展とともに現在の摩天楼に変わっていく姿が映し出されます。
ミニシアター
102階につくとミニシアターで1分ほどの映像鑑賞があります。
活気に満ち溢れるニューヨークのプロモーション映像が流れます。
映像のクライマックスと同時にスクリーンが上がり、窓一面からマンハッタンの絶景が飛び込んできます。
ミニシアターから展望台に向かう前に記念撮影コーナーがあります。
ワンワールド展望台(100階)
102階から展望台メインフロアの100階に降りると、ニューヨークを360度全方位から眺めることができます。
地上100階からの景色をいろんな方角から楽しみましょう。
南側は大西洋方面です。
バッテリー・パーク、自由の女神があるリバティ島、エリス島などが見えます。
アップにすると自由の女神があるのがわかります。
東側はダウンタウン、ブルックリン方面。
ブルックリンブリッジや対岸のブルックリン地域を見渡せます。
最も人気なのが北側、アップタウン(セントラルパーク方面)です。
この写真では空いていますが、マンハッタンを背景に撮れる北側は写真撮影の為に長蛇の列ができます。
少し横からでも良ければ気軽に撮ることができます。
北側(アップタウン方面)を正面から見た写真。
エンパイアステートビルやクライスラービルが見えます。
フロアには地上の様子を床にリアルタイムで映し出す円形スクリーン(Sky Portal)もあります。
ギフトショップ・トイレ
メインフロアにはギフトショップもあります。
ギフトショップの奥にトイレがあります。
レストラン・バー・デリ
ワン・ダイン・レストランでは地上100階の高さでランチやディナーを楽しめる。
撮影時は午前中だったので、まだ営業していませんでした。
気軽に食事をとりたい方向けにデリも併設されています。
サンドウィッチやサラダ、ドリンクなどが選べます。
チケットに含まれていた15ドル分のバウチャーもここで使えます。
エレベーターで地上へ
最後はエレベーターで地上に戻ります。
降下時もエレベーターの壁に映像が流れます。
ワンワールドトレードセンター周辺の空を飛びながら降りていくような演出になっています。
エレベーターが降下する浮遊感と映像がマッチしていて臨場感がありました。
※酔うほどではありません。
ワンワールドトレードセンターは、全米一の高さからの眺望が楽しめるアトラクションであると同時に、9.11同時多発テロによる悲劇からの復興の象徴でもあります。
隣のグラウンド・ゼロにある9.11メモリアル博物館では、崩壊したツインタワーの残骸から回収された遺物の展示や、当時の人々の記憶や証言、犠牲者の追悼など、テレビやネットの情報だけでは伝わらない学びや体験を得ることができます。
ワンワールド展望台を訪れる際は、ぜひ9.11メモリアル博物館にも訪れてみてください。
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