ニューヨーク・マンハッタンの5番街に佇む『セント・パトリック大聖堂』を紹介します。
セント・パトリック大聖堂とは
『セントパトリック大聖堂』はニューヨークの5番街にある全米最大のカトリック教会です。
アメリカはプロテスタントの方が多いので、カトリック教会に見られる派手できらびやかな教会は少ないイメージを持っている方も多いと思います。しかし、セントパトリック大聖堂はカトリック教会ということもあり、大きなステンドグラスやマリア像、美しい尖塔など、ヨーロッパのような荘厳で神秘的な教会となっています。
ロックフェラーセンターの向かいに立っているので、トップ・オブ・ザ・ロックを訪れた際などに、立ち寄ってみるのが良いと思います。
アクセス
施設 | St Patrick’s Cathedral(セントパトリック大聖堂) |
住所 | 5th Ave, NewYork, NY |
最寄り駅 | 5 Av-53-St 駅 |
営業時間 | 6:30 – 20:45 |
HP | 公式HP |
チケット購入方法
入場料無料
セントパトリック大聖堂の入場料は無料です。
公式サイトから下記の有料ツアーの申し込みができます。
【セルフガイド音声ツアー】
ティモシー・ドラン枢機卿(すうききょう)のナレーションによるガイド付きツアー
【VIPガイド付きツアー】
大聖堂の歴史家がガイド付きで案内してくれるツアー。
専用入口に集合し地下の立入禁止エリアも含めて紹介してもらえる。
- 1つのパスですべて周遊
- お得なオールインクルーシブパス
- 最大50%の割引
- 90日以内のキャンセル無料
- 複数人のパスをまとめて購入
- すべてのチケットをアプリで管理
GO CITYのニューヨークシティパスには、セントパトリック大聖堂の「セルフガイド音声ツアー」がフリーパスの対象に含まれています。
大聖堂見学の為だけに購入する必要はありませんが、フリーパス対象の観光スポットを多く巡る予定であれば、その中の1つとしてセルフガイド音声ツアーも追加料金なしで利用できるのでお得になります。
フリーパスの対象施設は下記サイトよりご確認ください。
セント・パトリック大聖堂の行き方・入り方
エントランス
セントパトリック大聖堂は5番街のロックフェラーセンターの向かいにあります。
教会の中に足を踏み入れると、ニューヨークの喧騒から隔絶された静寂な空間に包まれます。
大聖堂内
聖堂内に入る前に手荷物チェックがあります。
キャンドルには2ドルで火を灯すことができます。
エントランスを抜けると、大きな柱とステンドグラスに囲まれた圧巻の空間が広がります。
ネオゴシック様式の縦ラインが強調された美しい造形美に目が奪われます。
教会内のいたるところに美しいステンドグラスが施されています。
聖堂内には2800枚以上あるとのこと。
主祭壇
セント・パトリック大聖堂の中央奥には「主祭壇」があります。
セントパトリック大聖堂の主祭壇はティファニーによるデザインだそうです。
礼拝座席
聖堂内には約2200の座席数がある。
時間があれば椅子に腰掛けて、ニューヨークの刺激と喧騒に疲れた心を落ち着かせてみてはいかがでしょうか。
小祭壇
セントパトリック大聖堂の左右の通路には20以上の「小祭壇」があります。
同じカトリックでも様々な宗派や様式があります。アメリカは世界中から移民の方が集まっているので、なるべく多くの人の要望に応えられるように「小祭壇」が置かれています。
周歩廊にはパイプオルガンがあります。
タイミングが合えばパイプオルガンコンサートが行われている場合もあります。
ギフトショップ
大聖堂に入って右側にはギフトショップがあります。
カトリック教に関する物が多いので、一般的なお土産というよりカトリック教徒の方向けという感じです。
まとめ
アメリカはキリスト教が多い国ですが、プロテスタントの割合が高いので、ヨーロッパのように荘厳な教会は多くありません。『セントパトリック大聖堂』のようなカトリック系の大規模な教会はアメリカでは珍しいです。
アメリカにプロテスタントの割合が高い理由は、西部開拓の時代に宗教弾圧から逃れるため、ヨーロッパから移民してきたプロテスタント系の清教徒が多かったからと言われています。
観光客としてはカトリック系の教会は見応えがあり、荘厳できらびやかな大聖堂は多くの人の目を惹き付けます。実際に訪れてみることで、多くの人がカトリックに魅了された理由を良くも悪くも体感することができるかもしれません。
ニューヨークの定番観光地であるロックフェラーセンターの向かいにあるので、もしトップ・オブ・ザ・ロック展望台に行く場合は、全米最大のカトリック教会である『セントパトリック大聖堂』にも立ち寄ってみてください。