パスポートの種類と取得に必要な金額
紺色と赤色のパスポートがあり、次のような違いがあります。
5年パスポート | 10年パスポート | |
---|---|---|
有効期限 | 5年 | 10年 |
年齢条件 | 全年齢 | 18歳以上 |
手数料 | 12歳以上は11,000円 12歳未満は6,000円 | 一律16,000円 |
有効期限
紺色は5年、赤色は10年になります。
年齢条件
紺色は全年齢、赤色は18歳以上で発給できます。
手数料
赤色(10年)は一律16,000円
紺色(5年)は年齢により異なり、12歳以上は11,000円、12歳未満は6,000円です。
パスポート取得までの手順
パスポート申請の準備から取得までの手順は次のようになります。
- 必要書類を揃える
- パスポート窓口に申請しに行く
- パスポートを受領しに行く
必要書類を揃える
まずは次の書類を揃える必要があります。
- 一般旅券発給申請書
- 戸籍謄本または抄本
- 住民票の写し(必要な方のみ)
- パスポート用の証明写真
- 本人確認書類の原本
一般旅券発給申請書
一般旅券発給申請書は
「ダウンロード申請書」または「手書き申請書」を使用します。
「ダウンロード申請書」の場合は外務省のWEBサイトで必要事項を入力してダウンロードした申請書を印刷します。パスポート申請書ダウンロード(外務省HP)
「手書き申請書」の場合はパスポートの申請窓口で配布されているので、現地で用紙を受け取って記入という流れになります。都道府県別パスポート申請窓口(外務省HP)
戸籍謄本または抄本
パスポート申請日前から6ヶ月以内に作成したものを用意します。
住民票の写し(必要な方のみ)
住民票を登録している場所と違う地域の窓口で申請する場合に必要です。
(都道府県により対応が異なるので詳細は申請する都道府県の窓口で確認してください)
パスポート用証明写真
パスポート用写真の条件は次のとおり。
- 縦45mm
- 横35mm
- 縁無し
- 無背景
- 申請日前から6ヶ月以内に撮影された写真
本人確認書類の原本
一般的には運転免許証などを使用します。
マイナンバーカードは個人番号カードであれば使用可能です(通知カードは不可)
外務省のWEBサイトに公開されている使用できる書類の一例を下記に掲載します。
本人確認に使用できる書類
1点で良い書類
運転免許証・マイナンバーカード(通知カードは不可)・船員手帳など(一部のみ掲載)
2点必要な書類
「AとBの各1点」または「Aから2点」の書類を揃えます。
A | 健康保険証、国民健康保険証、共済組合員証、船員保険証、後期高齢者医療被保険者証、国民年金証書(手帳)、厚生年金証書、船員保険年金証書、恩給証書、共済年金証書、印鑑登録証明書(この場合は登録した印鑑も必要です)等 |
B | 学生証、会社の身分証明書、公の機関が発行した資格証明書等 |
申請する
必要書類を揃えたら住民票を登録している都道府県の窓口で申請するだけです。
都道府県別パスポート申請窓口(外務省HP)
申請したら窓口で受領証がもらえます。
パスポートを受け取る時に必要なので大事に保管します。
パスポートを受け取れるのは申請から約1週間程度(土日祝日を除く)です。
受け取る
パスポートの受取日が来たら申請した窓口と同じ場所に以下の物を準備して取りに行きます
- 受領証
- 手数料
「受領証」は書類申請時に受け取ったものを持っていきます。
「手数料」は収入証紙と収入印紙で支払います。
現地で購入できるのでそこで購入します。
旅券の種類 | 収入証紙 | 収入印紙 | 合計 |
---|---|---|---|
10年パスポート(18歳以上) | 2,000円 | 14,000円 | 16,000円 |
5年パスポート(12歳以上) | 2,000円 | 9,000円 | 11,000円 |
5年パスポート(12歳未満) | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 |
窓口で手数料を支払ったら、無事パスポートを取得することができます。
日本のパスポートは世界最高クラス
日本のパスポートは190以上の国へ行ける世界でも最高クラスのパスポートです。
世界の大半の国へビザなしで行くことができるので、お金と時間さえあれば海外はどこでも行けるのが当たり前と日本人は思いがちですが、自由に海外を行き来するということは多くの国の人にとって当たり前ではありません。日本は海外へ渡航するという点において世界トップクラスの恵まれた国なのです。
一方、日本人のパスポート保有率は20%を下回ったそうです。
世界最高クラスの信用と評価を獲得していながら、その恩恵を受けている人が少ないのは非常にもったいないことだと思います。現在はコロナや原油高などの影響で誰でも気軽に海外へ行ける状況ではありませんが、少しでも海外に行くことや、興味を持つ人を増やす役割のいち役を担えるコンテンツをWEBメディアやYouTubeを通して配信していきたいと考えています。
もし興味を持っていただけたら、これを機に旅行メディア「マイルズクラス」のWEBメディアやYouTubeチャンネルもぜひチェックしていただければ幸いです。