ニューヨークの定番観光スポットをお得に楽しめる『ニューヨーク・シティパス』を紹介します。
ニューヨーク シティパス概要
『ニューヨークシティパス』は、定番観光地(最大5ヶ所)を正規料金より安く楽しめる観光パスです。
最大5つの観光地に入場できる
ニューヨーク シティパスは共通の①と②に加えて、
選択③〜⑧の中から3つまで選択して入場できます。
共通(必ず行ける) | 正規料金 |
---|---|
エンパイアステートビル(86階まで) | 44ドル |
アメリカ自然史博物館 | 28ドル |
選択(下記から3つ選択) | 正規料金 |
---|---|
トップ・オブ・ザ・ロック展望台 | 40ドル |
自由の女神像とエリス島へのフェリー移動 | 24.5ドル |
9/11メモリアルとミュージアム | 33ドル |
サークルライン観光クルーズ | 41ドル |
イントレピッド海上航空&宇宙博物館 | 36ドル |
グッゲンハイム美術館 | 30ドル |
パス料金
ニューヨーク シティパスの1人あたりの料金は次のようになっています。
- 大人(18歳〜)138ドル
- 子供(6〜17歳)118ドル
有効期限
初回利用の日を1日目として起算して9日間となります。
チケットの初回利用は購入後1年以内まで有効です。
日本を出国する前に事前購入して準備をしておくと安心です。
ニューヨークシティパスは購入後すぐに利用開始できますが、NY現地に着いてからの購入はおすすめしません。
クレジットカードのエラーが出たり、メールが届かない等のトラブルが発生した場合、貴重な滞在時間がどんどん失われてしまう可能性があります。
パス購入後1年間は有効なので、貴重な時間を失わないためにも、パスは出国前に事前購入しておくことをおすすめします。
利用方法
公式サイトで購入後、メールで電子バウチャーが届きます。
その画面をスマホで見せる、または印刷して見せることで利用できます。
一番最初の観光地で使用した時点から有効期限のカウントが始まります。
どれくらいお得?
どれくらいお得になるのか確認してみましょう。
たとえば、下記のような組み合わせで選んだとします。
観光施設 | 金額 |
---|---|
【 共通 】エンパイアステートビル(86階まで) | 44ドル |
【 共通 】アメリカ自然史博物館 | 28ドル |
【選択1】トップ・オブ・ザ・ロック展望台 | 40ドル |
【選択2】自由の女神像とエリス島へのフェリー移動 | 24.5ドル |
【選択3】9/11メモリアルとミュージアム | 33ドル |
正規料金(合計) | 169.5ドル |
CityPASS料金 | 138ドル |
エンパイアステートビルとアメリカ自然史博物館は必ず行くとして、ロックフェラーセンター展望台、自由の女神、911メモリアルなどの観光地と組み合わせたら、正規料金で入場するより安いことがわかります。
ニューヨークで訪れたい観光地がシティパスでカバーできていれば『シティパス』を有効活用できます。
シティパスとニューヨークパスの違い
『シティパス』と比較されるパスとしてGo Cityの『ニューヨークパス』があります。
パスの種類 | シティパス | オールインクルーシブ | エクスプローラーパス |
---|---|---|---|
運営 | CityPASS | Go City | Go City |
おすすめ | 決まった場所だけ周りたい | なるべく多く周りたい | 数カ所だけ周りたい |
購入方式 | 単体価格 | 日数 | 回数 |
プラン | 5つのアトラクション | 1〜10日間 | 2回〜10回 |
有効期限 | 初回利用から9日間 | 初回使用日から1〜10日間 | 初回使用日から60日間 |
対象施設 | 7施設のうち5ヶ所 | 100ヶ所以上 | 90ヶ所以上 |
公式ページ | CityPASS | NEW YORK PASS | NEW YORK PASS |
シティパスは入場できる施設が決まっています。
対象施設に訪れたい場所が含まれている場合はシティパスがおすすめです。
一方「911メモリアルの後にワンワールド展望台にも行きたい」など、シティパスに含まれない観光地にも行きたい場合は、100ヶ所以上の観光地が行き放題になる『Go City ニューヨークパス』の方がお得になる場合があります。
より多くの観光地を周りたい方は、Go Cityのニューヨークパスも検討してみると良いと思います。
下記記事でニューヨークパスの詳細を紹介しているので、気になる方はご覧ください。
対象施設のレポート
シティパスで行ける観光名所の紹介記事もあります。
ニューヨークを訪れる際の参考にしていただければ幸いです。
まとめ
ニューヨークの人気観光地をお得に楽しめる「シティパス」は、訪れたい観光地がパスに含まれてれば割引率も高く、物価の高いニューヨークでも費用を抑えて楽しむことができます。
シティパスは有効期限が「初回利用から9日間」というメリットは意外と大きい。Gp Cityのニューヨークパスは利用日数や回数が多いパスを購入すると金額が高くなるので、なるべく短期間で周らないとお得になりづらいです。
シティパスは行きたい観光地を好きなタイミングで訪れやすいので、多くを周りたいというより、対象観光地のチケットをシティパス1枚でまとめて、煩わしさを減らしたい方にもおすすめです。
初めてのニューヨーク旅行なら、街中を歩いているだけでも十分楽しいと思います。
短い時間で多くを周りたい場合はGo City ニューヨークパスの方がお得な場合もあります。
しかし、食事や街歩きを楽しみ、有料の定番観光地もいくつか訪れたい程度という方の場合は、リーズナルブな価格で有効期限が9日間とゆとりがある「シティパス」がおすすめです。
ご自身の旅行スタイルに合わせて、観光パスを有効的に活用しましょう。