ニューヨークの観光スポットを割引価格でお得に観光できる『Go City ニューヨークパス』を紹介します。
ニューヨークパスとは
『Go City ニューヨークパス』は、NYの観光地やミュージアムを割引価格でお得に利用できる観光パスです。
ニューヨークは物価が高いので正規価格で都度チケットを購入していると高くなります。しかし、ニューヨークパスを活用すれば、正規料金より圧倒的に安く抑えることができます。
初めてのニューヨーク旅行や、定番観光地・ミュージアムをたくさん周りたい方は必ず利用するべきです。
ニューヨークパスには、日数単位で購入する『オールインクルーシブパス』と、回数単位で購入する『エクスプローラーパス』の2種類があります。旅行スタイルに合わせて選びましょう。
\ YouTubeでも解説 /
パスの種類 | オールインクルーシブ | エクスプローラーパス |
---|---|---|
公式ページ | New York Pass | Explorer Pass |
おすすめ | 短期間で多く周りたい | 数カ所だけ周りたい |
購入方式 | 日数 | 回数 |
プラン | 1日〜10日間 | 2回〜10回 |
有効期限 | 初回使用日から1〜10日間 | 初回使用日から60日 |
対象施設 | 100ヶ所以上 | 90ヶ所以上 |
オールインクルーシブ(日数)
『オールインクルーシブパス』はフリーパスを日数単位で購入できます。
1日間・2日間・3日間・4日間・5日間・7日間・10日間から選べるようになっており、購入したパスの有効期限内であれば、対象となる100以上の観光スポットやツアー全てに入場または参加できます。
なるべく短い期間で、多くの観光スポットを周るほどお得になります。
料金プラン
オールインクルーシブ(日数)の料金体系は次のとおり。
対象期間 | 1日 | 2日 | 3日 | 4日 | 5日 | 7日 | 10日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
大人 | 159ドル →149ドル | 249ドル →204ドル | 329ドル →249ドル | 379ドル →289ドル | 419ドル →319ドル | 484ドル →359ドル | 544ドル →399ドル |
子供(3-12) | 119ドル →109ドル | 139ドル →134ドル | 204ドル →169ドル | 239ドル →189ドル | 269ドル →209ドル | 344ドル →254ドル | 374ドル →284ドル |
有効期限
最初に使用した日からカウントが始まり、現地時間でその日の0時に1日分が消費されます。
(例)9月15日の14:00に初めてパスを利用(15日の23:59までが1日目)
エクスプローラーパス(回数)
『エクスプローラーパス』は、フリーパスを回数単位で購入できます。
2ヶ所・3ヶ所・4ヶ所・7ヶ所・10ヶ所から選べるようになっており、購入した回数分の範囲内であれば対象の観光地やツアー全てに入場または参加できます。
ニューヨークパス対象の観光施設のうち、訪れたい場所の正規料金の合計額とパスの料金を比べて、パスの方が安い場合はエクスプローラーパスを利用するとお得になります。
料金プラン
エクスプローラーパス(回数)の料金体系は次のとおり。
対象施設 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 7回 | 10回 |
---|---|---|---|---|---|---|
大人 | 89ドル →79ドル | 139ドル →107ドル | 174ドル →137ドル | 209ドル →164ドル | 284ドル →204ドル | 379ドル →278ドル |
子供(3-12) | 74ドル →69ドル | 104ドル →89ドル | 144ドル →112ドル | 169ドル →127ドル | 224ドル →164ドル | 314ドル →230ドル |
有効期限
『エクスプローラーパス』は最初の利用日から起算して60日間有効です。
最初に使用した日からカウントが始まり、現地時間でその日の0時に有効期限の1日分が消費されます。
(例)3回分パスを9月15日の14:00に1回目を利用(15日の23:59までが1日目)
※利用回数は有効期限内に使い切る必要があります。
ニューヨークパスの使い方
公式サイトでパスを購入すると登録時のメールアドレスに電子バウチャーが送られてきます。
チケットボックスや入場口で、電子バウチャーに含まれるQRコードを見せることで利用できます。
QRコードを見せるには次のような方法があります。
①『スマホの画面で表示して見せる』
②『バウチャーを印刷して見せる』
③『Go Cityアプリで見せる』
QRコード画面を提示
公式サイトでパスを購入すると、登録したメールアドレス宛に電子バウチャーが送られてきます。
メールの中にある「パスを表示する」ボタンをクリックします。
表示されたQRコードの画面を観光スポットの入場時に見せることで利用できます。
QRコードが確認できたら良いので、以下の方法がおすすめ。
・ ブラウザの画面を開いておく。
・ QRコード部分をスクリーンショットで撮って画像保存しておく。
バウチャーを印刷
紙で管理したい方は、QRコード画面を印刷しておきましょう。
① 公式サイトでパス購入後、送られてくるメールの中にある「パスを表示する」ボタンをクリックします。
② QRコードが含まれたバウチャー画面が表示されるので、そのページを印刷しておきます。
③ 観光スポットでQRコードが印刷されたバウチャーを見せて入場します。
「QRコード」「パスの番号(12桁)」「注文番号」が印字されていればOK。
紙が汚れたり紛失すると、必要な情報を読み取れず利用できない場合があります。
紙で管理する場合はファイル等に入れて管理しておきましょう。
Go Cityアプリ(おすすめ)
専用のGo Cityアプリにパスを同期して使用します。
パスを購入後、送られてくるメールの中にある「パスの同期」ボタンをタップします。
切り替わった画面で、購入時に利用したメールアドレスと注文番号を入力します。
アプリのダウンロード→(iPhone、Android)
同期が完了したら、アプリでQRコードを表示できるようになります。
アプリでQRコードを見せて入場します。
ニューヨークパスの損益分岐点
ニューヨークパスを購入した場合、どれくらいお得になるかシミュレーションしてみます。
(例)初めてのニューヨーク旅行で定番観光スポットをお得にたくさん周りたい方
ニューヨーク定番観光スポットのうち、有料かつフリーパス対象施設で代表的なものをピックアップしました。
対象施設 | 通常価格 | 施設紹介 |
---|---|---|
エンパイア・ステート・ビル展望台 | 51.17ドル | – |
エッジ(Edge) | 50.08ドル | 紹介記事 |
トップ・オブ・ザ・ロック展望台 | 43.55ドル | 紹介記事 |
911メモリアル&ミュージアム | 33.00ドル | 紹介記事 |
ワンワールド展望台 | 47.91ドル | 紹介記事 |
自由の女神とエリス島往復フェリーと移民博物館 | 24.50ドル | 紹介記事 |
サークルライン社によるハーバーライツクルーズ | 49.00ドル | 紹介記事 |
セント・パトリック大聖堂 | 25.00ドル | 紹介記事 |
ビッグバス1日乗り降り自由バスツアー | 80.00ドル | – |
上記の定番観光スポットをすべて周遊した場合、合計404.21ドルになります。
これらの観光地は計画的に周れば2〜3日、余裕を持たせても4日あれば周りきれます。
日数単位の『オールインクルーシブ・パス』の場合、料金は下記のようになります。
パス | 料金 |
---|---|
正規料金(合計) | 404.21ドル |
2日パス | 249ドル → 204ドル |
3日パス | 329ドル → 249ドル |
4日パス | 379ドル → 289ドル |
5日パス | 419ドル → 319ドル |
7日パス | 484ドル → 359ドル |
10日パス | 544ドル → 399ドル |
この場合、249ドルの3日パスを購入すれば150ドル以上も正規料金より安くなります。
割引価格を適用すると10日パスを購入した場合でも、正規料金より安いことがわかります。
滞在時間に余裕があるなら10日パスを購入して行きたい時間にゆっくり観光することもできますし、他の観光地(美術館やツアーなど)を追加することもできます。
2〜3日の短期間でも7〜10日の長期間でも、ニューヨークパスはお得に観光を楽しむことができます。
ニューヨークパスの対象施設
定番観光地
対象施設 | 通常価格 | 施設紹介 |
---|---|---|
エンパイア・ステート・ビル展望台 | 51.17ドル | – |
エッジ(Edge) | 50.08ドル | 紹介記事 |
トップ・オブ・ザ・ロック展望台 | 43.55ドル | 紹介記事 |
911メモリアル&ミュージアム | 33.00ドル | 紹介記事 |
ワンワールド展望台 | 47.91ドル | 紹介記事 |
自由の女神とエリス島往復フェリーと移民博物館 | 24.50ドル | 紹介記事 |
サークルライン社によるハーバーライツクルーズ | 49.00ドル | 紹介記事 |
セント・パトリック大聖堂 | 25.00ドル | 紹介記事 |
ビッグバス1日乗り降り自由バスツアー | 80.00ドル | – |
クルーズ
対象施設 | 通常価格 | 施設紹介 |
---|---|---|
自由の女神とエリス島往復フェリーと移民博物館 | 24.50ドル | 紹介記事 |
サークルライン社によるハーバーライツクルーズ | 49.00ドル | 紹介記事 |
サークルラインのベスト・オブ・ニューヨーククルーズ | 49.00ドル | – |
サークルラインのランドマーククルーズ | 41.00ドル | – |
リバティ・スーパー・エクスプレスクルーズ | 29.00ドル | – |
自由の女神・サンセットクルーズ | 29.00ドル | – |
エンターテイメント
対象施設 | 通常価格 | 施設紹介 |
---|---|---|
ザ・ライド(THE RIDE) | 79.00ドル | – |
RiseNY | 42.57ドル | – |
ラジオシティ・ステージドア・ツアー | 33.00ドル | – |
ブロードウェイとタイムス・スクエア・ツアー | 39.00ドル | – |
ニューヨークテレビ番組と映画現場バスツアー | 61.00ドル | – |
Shake,Rattle&Rollでデュエル・ピアノショー | 35.99ドル | – |
ハーレムワンストップ開催のハーレムゴスペルコンサート | 30.00ドル | – |
博物館・美術館
対象施設 | 通常価格 | 施設紹介 |
---|---|---|
911メモリアル&ミュージアム | 33.00ドル | 紹介記事 |
自由の女神とエリス島往復フェリーと移民博物館 | 24.50ドル | 紹介記事 |
アメリカ自然史博物館 | 28.00ドル | – |
ニューヨーク近代美術館 | 30.00ドル | – |
マダム・タッソー蝋人形館とマーベル・ユニバース4D | 47.89ドル | – |
イントレピッド海上航空宇宙博物館 | 33.00ドル | – |
ソロモン・R・グッゲンハイム美術館 | 30.00ドル | – |
ホイットニー美術館 | 25.00ドル | – |
セックス博物館 | 43.55ドル | – |
ニューヨーク市立博物館 | 20.00ドル | – |
ニューヨーク植物園 | 35.00ドル | – |
ニューヨーク歴史協会 | 22.00ドル | – |
ユダヤ人遺産博物館 | 18.00ドル | – |
国際写真センター美術館 | 18.00ドル | – |
文化
対象施設 | 通常価格 | 施設紹介 |
---|---|---|
マダム・タッソー蝋人形館とマーベル・ユニバース4D | 47.89ドル | – |
マディソン・スクエア・ガーデン・オールアクセスツアー | 37.00ドル | – |
ラジオシティ・ステージドア・ツアー | 33.00ドル | – |
注意点
各施設の利用は1回のみ
ニューヨークパスは1つの施設・ツアーを利用できるのは1回のみです。期限内でも同じ施設やツアーを何度も利用することはできません。
事前予約が必要な施設もある
パスとは別に、各施設の公式サイト等で事前予約が必要な施設・ツアーもあります。
(例)エンパイアステートビル、自由の女神 リバティ島フェリーなど
満席などで売り切れていると、せっかくパスがあっても使えません。
公式サイトのアトラクション一覧より『要事前予約』となっているものは、早めに予約しておきましょう。
事前購入がおすすめ
ニューヨークパスは購入後すぐに利用開始できますが、NY現地に着いてからの購入はおすすめしません。
クレジットカードのエラーが出たり、メールが届かない等のトラブルが発生した場合、貴重な滞在時間がどんどん失われてしまう可能性があります。
パスは24ヶ月前から購入でき、初回の利用まで有効期間のカウントは始まらないので、貴重な時間を失わないためにも、パスは出掛ける前に事前購入しておくことをおすすめします。
まとめ
『Go City ニューヨークパス』は、お得に多くの観光スポットを訪れたい方におすすめです。
事前に計画を立てて効率よく周れば、2〜3日パスを購入して正規料金より大幅に安くニューヨーク旅行を楽しむことができます。また、7〜10日間などの長期パスを購入すれば、より多くの観光地を訪れたり、ミュージアムなども時間をかけてゆっくり楽しむこともできます。
ニューヨーク旅行で訪れたい場所をピックアップして、正規料金とニューヨークパス、どっちがお得か計算してみましょう。多くの場合、ニューヨークパスの方がお得になると思います。
物価の高いニューヨークで旅費を抑えてお得に楽しみたい方は、ぜひニューヨークパスを活用してください。